なぜ今もASKAを応援するのか?ファンたちに聞いてみた
[2017年3月18日(土) 11時0分配信]
YouTubeで視聴回数160万回を超えた、
故郷を想う曲「FUKUOKA」が収録された
ニューアルバム「Too many people」は
2月21日付のオリコンデイリーアルバム
ランキングで5位にランクイン。
1万2000枚の売り上げを記録した。
リリース当日、CDショップで出口調査を
行うと、146人中、ASKAのCDを買ったと
答えたのは3人。
「姉がファンで20年ぐらい聴いてきた。
あのガツンとくる歌声が忘れられない」
「周りの評判が悪くなり、ファンですと
言い難くなった。でも曲が素晴らしくて、
今まで辛い時も励まされてきたし、
音楽ではASKAはすごいパワーを持っている」
と購入理由を熱く語る人もいる一方、
「CHAGE&ASKAのファン。でも今は
ASKAひとりなので新曲が出ても買わない」
と話す人も。
事件後、ASKAファンと言いづらいと
感じる人もいるのかもしれない。
千葉県本八幡駅前のとあるバーでは、
「CHAGE&ASKA NIGHT」というイベントを
開催している。生演奏しながら
楽しそうに歌っているのはSNSで
集まった大勢のファンたちだ。
2度目の逮捕の時(不起訴)は「やっぱりか」
「ショック。またか。裏切られた気持ち」
になったというファンたち。
「余計なことしなきゃいいのに」
「唖然とした。やる方もやる方、
引っかかる方も、不信感をもちます」
「どっちもどっち」と、複雑な心境を明かす。
「それでもなぜ応援するのか?」と尋ねると、
「もらったものが大き過ぎる。
何十年も聴いている。何があったからって
ファンをやめない」
「楽曲に罪はなし、無条件に歌が好き」
「初めて行ったコンサートがチャゲアス。
ライブの楽しさを教えてくれた」
「歌に助けられた記憶、
支えてもらった時間の方が長い」
「ASKAさんは弱い所がある。
でもスゴイ曲を作ってくれた人だと思う。
今、流行る曲作ってほしい」
といった声があがった。
「なくてはならない音楽、なくてはならない
存在。ASKAさんも作ってまた僕たちに
聴かせてください」と訴えるファンもおり、
”楽曲に罪はなし。歌に支えられたから
応援する”というファンたちの
熱い想いに触れることができた。